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2006年08月06日
VMware PlayerでLinuxを使う
大崎@NAMAAN UMAです。
Web業界ではWeb2.0が流行しておりますが、仮想化技術も負けて劣らず注目されています。
最近、仮想化技術が一躍注目されるようになったのは、Xenの影響も少なからずあったかと思います。
Xenとは、コンピュータを仮想化するソフトウェアのひとつで、非常に高い性能と機能を持ち合わせています。
また、オープンソースのソフトウエアとして無償で使うことができ、日々ソフトウェアの更新されています。
その影響からか、VMwareからは、VMware Player、VMware Serverが、
Microsoftからも、Microsoft Virtual PC、Microsoft Virtual Serverが無償配布することになりました。
それほどXenの影響が大きかったのかと伺えます。
ということで、今回は仮想化ソフトウェアの一つの「VMware Player」を無償で使う方法について説明をしたいと思います。
実現する仮想環境は、WindowsからLinuxを利用する形にいたします。
仮想化ソフトウェアとして、VMware Playerを使う利点は自分だけの開発環境にもなりますし、色々なOSについて勉強する環境にも有効的です。
従来は、異なるOSの環境を利用するにはデュアルブートなどをさせて苦労していましたが、VMware Playerを使えばそんな必要もありません。
そして仮想イメージを、ポータブルのハードディスクやノートパソコンにおいて置くことで、環境を持ち運べることもできます。
それでは、設定方法について説明していきます。
VMware Playerは、インストール済みという想定でお願い致します。
ダウンロードはこちらからできます。
VMware - VMware Player
VMware Playerを無償で利用するには、以下の3つの工程が必要です。
1. 仮想イメージを作成する
2. VMwareの設定ファイル(vmx)を作成する
3. 仮想化するOSのインストール(今回は、CD/DVDからのインストール)
まず1つ目ですが、VMware Playerには、「Player」と言うこともあり、仮想イメージを作成する機能がありません。
実際に利用するためには、仮想イメージを作成できる製品版の VMWare Workstation が必要になります。
しかし、QEMUと呼ばれるソフトウェアを利用することでVMware用のディスクイメージを作成することができます。
これでディスクイメージを作ればOKです。
まず作り方ですが、
QEMU on Windows
から、qemu-0.8.2-windows.zip (2006/08/04 時点) をダウンロードします。
解凍してできた、フォルダの qemu-img.exe をコマンドプロンプトから実行します。
実行方法は、以下のコマンドから作成することができます。
qemu-img.exe create -f vmdk D:\linux.vmdk 10G
以下に実行時のスクリーンショットを掲載します。
ファイルの格納場所 (説明では、D:\linux.vmdk の部分) とイメージのサイズ(説明では、10G の部分) は、利用方法に応じて変更してください。
イメージサイズは、作成したときにそのディスク領域が確保される訳ではありません。
次に、VMwareの設定ファイル(vmxファイル)を作成する必要があります。
vmxファイルで、VMwareの設定を色々と変更することができるのですが
通常使う程度では、そこまで凝った設定をする必要もありません。
そのため、vmx-Maker と言うフリーソフトウェアを使うことをお勧め致します。
vmx ファイルの作成ソフトウェアの中では、日本語でシンプルであることからも利用方法がとても簡単です。
利用方法ですが、Vector - vmx-Maker(WindowsNT/2000/XP/ユーティリティ)からダウンロードします。
解凍してできた、フォルダの vmxmaker.exe を実行します。
設定内容について、下記に記述します。
【基本環境】
○ 仮想ディスクのファイル名
1で作成した、仮想イメージを選択します。
○ 仮想環境の名称:
好きな名称で構いません。VMware Playerを起動したときのヘッダーに表示される名前になります。
○ ゲストOSの種別:
今回はLinuxを想定しているため、linuxを選択。
○ メモリサイズ:
デフォルトのサイズは、256MBになっています。
必要であれば、変更をするという形にしてください。
目安としては、搭載されているメモリが512MBなら128MB位で。1MBなら256MB位で問題ないです。
あまりにも大きなサイズを指定すると、パソコンが止まります。
○ CD-ROMにISOイメージを割り当てる
チェックボックスにチェックを入れると
ISOイメージの場所を指定して、ISOイメージからインストールするこもできます。
今回は、外部CDからのインストールを想定しているため、チェックボックスにチェックを入れません。
【ネットワーク】
○ ネットワーク接続方式
nat, bridged, hostonly を選択することができます。
IPアドレス等に問題がないのであれば、bridgedを選択をしてください。
○ 拡張デバイス
この部分に関しては、特に必要のない限りデフォルトのままでいいです。
以上の設定を全てすると、下図の感じになります。
そしてファイル生成を選択して、vmxファイルを保存する場所を指定します。
とうとう最後になりました。ここまで来たら、後はOSをインストールするだけで終了です。
まずは、インストールしたいOSのCD/DVDをドライブにセットします。
今回は、CentOSにしたいと思います。
次に、2で作成したvmxファイルをダブルクリックします。
そうすると、以下のようなVMware Playerが起動した画面が出てきます。
そこで[ESC]を押して、以下のような画面を表示させます。
そして、CD-ROM Driveからの起動を選択します。
そうすると、CentOSのインストール画面がでますので
後は、通常のOSインストールと同様に行うことができます。
ここまで来たら、後はOSのインストールだけで終了です。
今回は、VMware Playerにでしたが、Microsoft Virtual PCを利用すると
もう少し簡単に仮想環境を作成することができます。
今後、Windows Vistaが発売されると仮想化技術もより活発になってくるでしょう。
これからも、目が離せない仮想化技術です。
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